2024年1月30日、大学図書館司書・つのだ由美こさんの著書『読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方』(秀和システム)が発売される。
著者は図書館の司書として、あらゆる専門分野の情報を集める方法や、引き出す方法を心得たプロフェッショナル。ただ、じつは読書が苦手だったという。そんな著者が教える検索術は、難しい本で紹介されている方法とは違い、本を読むのが得意ではない人にもわかりやすい方法となっている。
著者によると、せっかく図書館に来たのに、自分が探している本を見つけることができず、困っている人は多いという。しかし、図書館の活用法、情報の検索術をマスターすれば、読みたかった本にすぐ出会える、知りたい情報が確実に引き出せる......など、図書館を自分の思い通りに使えるようになるという。
図書館が好きな人から本が苦手な人まで。「借りるだけじゃない」図書館の使いこなし方がわかる1冊だ。
【目次】
第1章 スパイは図書館にいる~自分に必要な情報はどこにある?
第2章 正しい情報をどう手元に引き寄せるか
第3章 自分に合った本を手に入れよう
第4章 検索成功の秘訣は「キーワード」にある
第5章 図書館を使いこなしてネット時代を生き抜く
■つのだ由美こさんプロフィール
つのだ・ゆみこ/大学図書館司書、研究者(キャリアデザイン)、美術品商。特定の組織に属さないフリーランスの司書として、これまで京都と大阪の4つの大学を請け負う。関わった分野は生物工学、心理学、スポーツ医学、美術工芸、経営、法学、歴史学、外国語など20学部にもおよぶ。800人以上の教員やたくさんの個性豊かな学生の研究サポートをしてきた。とくに1回生・2回生におこなっている図書館の使い方講座では、大学関係者からとてもわかりやすいと高評価を得ている。司書のキャリアデザインについて研究しており、近畿地区図書館学科協議会などの学会で講師を務め、大手出版社Webメディアや学術雑誌で記事を執筆している。
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