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『引くえもん』の詳細情報が公開された/「ドラえもん」とあなたの記憶を呼び起こす

 漫画「ドラえもん」の豪華愛蔵版全45巻セット「100年ドラえもん」の予約が、全国の書店で受付中だ。その購入特典として付属する特別別巻3冊のうちのひとつ、索引巻『引くえもん』(小学館)の詳細情報が公開された。

写真は、『引くえもん』(小学館)
写真は、『引くえもん』(小学館)

写真は、「100年ドラえもん」(提供:小学館)
写真は、「100年ドラえもん」(提供:小学館)

 『引くえもん』(小学館)は、てんとう虫コミックス『ドラえもん』全45巻に登場する「キャラクター索引」、「ひみつ道具索引」、「サブタイトル索引の」3章立てで構成されている。総ページ数は224ページになる予定。各項目には作品からキャプチャしたイラストが使われており、単体で読み物としても楽しめる。

写真は、「ひみつ道具索引」の一部/『引くえもん』(小学館)より
写真は、「ひみつ道具索引」の一部/『引くえもん』(小学館)より

 『引くえもん』(小学館)の特徴は、各項目の圧倒的な情報量にある。例えば、「ひみつ道具索引」には、各ひみつ道具が登場するすべてのエピソードが、第何巻の何というエピソードに収録されているかまで掲載されている。

写真は、「サブタイトル索引」の一部/『引くえもん』(小学館)より
写真は、「サブタイトル索引」の一部/『引くえもん』(小学館)より

 特に充実しているのが、「キャラクター索引」。例えば、「ジャイ子」の項目を引くと、ジャイ子が登場するエピソードの登場巻数と登場サブタイトルを、すべて調べることが出来る。本書では主要キャラクターだけでなく、 「お話の中で何か役割を果たしている人や動物 、事物」をキャラクターと定義しているため、「イヌ」という項目を引いても、その登場シーンを調べられる。

写真は、「イヌ」の項目の一部/『引くえもん』(小学館)より
写真は、「イヌ」の項目の一部/『引くえもん』(小学館)より

 さらに、「キャラクター索引」には、各巻ごとの「頻出キャラクターリスト」も掲載。こでは、メインの登場人物が、どのお話に登場にしているかを、表形式で確認できる。

写真は、頻出キャラクターリスト/『引くえもん』(小学館)より
写真は、頻出キャラクターリスト/『引くえもん』(小学館)より

 本書の詳細情報の公開にあたり、小学館・ドラえもんルーム編集長の徳山雅記さんは、次のようにコメントしている。

「「100年ドラえもん」は造本上のあらゆる部分にこだわりつつ、藤子・F・不二雄先生が描かれた中身を変えていません。だからこそ、まんがとは別に『ドラえもん』読者の方々がまだ見たことがない、新しいものを、見せたいと思いました。そして、てんとう虫コミックス『ドラえもん』全45巻を徹底的に調べたうえで、今まで作ったことがなかった「索引」を作ろうと決めました。また、F先生の絵を掲載したことで、ずっとパラパラとめくっていられて、偶然の新しい出会い、そして偶然の過去の自分の記憶との出会いがあるとも思います。遂にこういう読み方ができる。ぼくらにとって、夢のような読み方です。きっと、『引くえもん』は、『ドラえもん』の良いガイドになってくれます」

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