日本文芸社は2020年10月21日に『季節と暮らす12カ月 漢方養生ダイアリー』(吉田揚子 著)を発売した。「8つの体質タイプ別」×「春夏秋冬の食べ方・暮らし方」で、心と体がラクになるライフスタイル漢方を提案している。
本書は、40代前後で体調の変化を感じる世代を「ゆらぎ世代」としてフォーカスし、漢方の考え方を取り入れた食事での解決をめざす内容。毎日の食事を美味しく食べながら、心と体を内側から整えるというわけだ。
難しそうに思えるが、スーパーで購入できる身近な食べ物の性質を利用できる 。
食べ方や暮らし方のアドバイスは、以下のように月ごとに紹介されている。
10月 「声枯れ」は粘膜の渇きから。秋の恵みで潤して
11月 かかとのガサガサは「陰」不足。「肺」が潤う食べ物を。「免疫システム」を整えるには「肺」と「腎」の機能を強化
12月 「気」をしっかり満たしてウイルスに負けない体へ。加齢による「高血圧」は「腎」を整えて早めに養生
著者の吉田揚子さんは、漢方スタイリストで中医薬膳師。「すこやかに、うつくしく、ゆたかに暮らす」をキーワードに、書籍や雑誌での執筆や監修、レシピ提供などを行っている。
これまでの著書に、「漢方と暮らす。わたしが目覚めるエッセンス」(幻冬舎)「普段に生かすにほんの台所道具。」(技術評論社)「お香が好き。にほんの香りを楽しむための便利帖。」(SBクリエイティブ)「今日からはじめる漢方ごはん ビジネスパーソンのための漢方」(経法ビジネス新書)などがある。
季節の変わり目で体調が変化しやすいこの時期に、季節に着目し体の根本から整える漢方メソッドで、体質改善に役立つ一冊。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?