続くコロナ禍により、多くの企業でリモートワークが推奨されるようになった。そんななかで問題となっているのは、リモートワーク時の人事評価の難しさだ。「勤務態度が見えない」、「成果につながる行動(アクション数、内容等)を細かく把握しづらい」、「勤務時間を正確に把握しづらいから」などの理由により、多くの人が部下をどのように評価すれば良いか分からないといった悩みを抱えている。それに対して部下たちも、今まで通りに働いても評価がされてないことに対し不満が募っているケースも多いのが現状である。
しかし、コロナ禍における労働環境がめまぐるしく変化するなかであっても、きちんと結果を出し、評価がされ、出世をするビジネスパーソンは一定数いるものだ。そんな人になるための具体的ノウハウをまとめた『出社しなくても最高に評価される人がやっていること』(日本実業出版社)が6月17日に発売された。
本書では、出社をせずとも一定以上の成果をあげ、常に人事評価の高いサラリーマンが、普段どのような時間の使い方をし、モチベーションを保ち続けるのか、を具体的に紹介している。
評価の高い人に共通していたのは、「自分ルール」を持っていたこと。自分ルールのKPI、自分ルールの評価基準、自分で考えたマーケティング手法、自分なりのやる気の上げ方、自分ルールの時間術などを意識せずとも身につけ、上手に実践をしていたのだ。本書では、コロナ以前よりリモートワークを実践し、指導をしてきた著者が、出社せずとも成果を上げるための「自分ルール」の設定方法をわかりやすく丁寧に紹介している。
ではここで、本書にあるビジネスノウハウの一部を紹介。アフターコロナの時代だからこそ、「自分ルール」を持ち、時代にあったノウハウで結果を出していこう。
・自分ルールのKPIを使いこなす仕事の進め方
・事務職でもクリエイターでもKPIを導入する方法
・リモートで成果をあげる営業手法
・出社しないからこそのコミュニケーションの取り方
・自分でモチベーションを上げる法
・ダウンタイムをなくす仕事の進め方
・結局、休んだほうが効率的
著者の池本克之(いけもと・かつゆき)さんは、1965年生まれで、日本大学卒業後、マーケティング会社と通販会社の経営を経て、ドクターシーラボ、ネットプライスなどの社長を務めた。経験によって確立されていった「チームビルディング」「チームマネジメント」法は、「個人の力が最大限発揮されるチームになった」「部下がついてきてくれるようになった」といった高い評価を得ている。現在は、組織学習経営コンサルタント、株式会社パジャ・ポス代表取締役、NPO法人Are You Happy? Japan代表理事として従事している。
著書には、『「すぐやるチーム」をつくるたった1つの考え方』『「いまどき部下」を動かす39のしかけ』(ともに三笠書房)、『今いる仲間で「結果がでる会議」をつくる』(実務教育出版)、『今いる仲間で「最強のチーム」をつくる』(日本実業出版社)などがある。
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