『准教授・高槻彰良の推察』(KADOKAWA)のコミカライズ最新2巻が7月27日に発売された。
原作は、シリーズ累計25万部を突破し、ますます勢いを増す澤村御影さんの「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫)。コミック版は漫画を相尾灯自さんが、キャラクター原案を鈴木次郎さんが担当し、月刊コミックジーンで好評連載中だ。8月7日からは、フジテレビ系「オトナの土ドラ」(毎週土曜23時40分)でドラマの放送を控えている。Hey!Say!JUMPの伊野尾慧さんと、King & Princeの神宮寺勇太さんが主演を務めることでも注目を集めている。
「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」
「大事なのはね、現象に対してどんな解釈をするかということだよ――」
端正な顔でこうつぶやくのは、怪事件を愛する准教授の高槻彰良。イケメンなのにちょっぴり残念な男である。そんな彼に気に入られ、怪異調査のアルバイトをすることになったのは、他人の嘘を聞き分ける耳を持つ大学生、深町尚哉だ。
2人は、周囲で巻き起こる怪奇事件や都市伝説を、民俗学の知識を駆使して解決へと導いていく。
最新刊では、口から針を吐く少女の事件に挑む。
高槻は、牧村琴子と原沢綾という二人の女子大生に目を付けた。聞き取り調査のため、高槻の指示に従いバーベキュー会場へ赴いた深町。すると、突然、琴子が腕を抑えて苦しみだした。彼女の腕には、針が刺さっていたのだ。
「どうして...? どうして琴子まで...!」
「綾ちゃん... ねえ私どうすればいいの...?」
翌日、高槻は二人を研究室に呼び出し、深町に「嘘を言っていると気づいたら、合図をしてほしい」と頼む。事件の真相には、背筋が凍えるような「嘘」が隠されていた――。
ドラマでは、高槻准教授を伊野尾さんが、深町を神宮寺さんが演じる。小説、コミック、ドラマと、それぞれのメディアで楽しむことができる「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ。ドラマが始まる前に小説やコミックで予習して、それぞれのカラーを存分に楽しもう。
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