医者は冷たい? 怖い?
医者と話すのがどうにも苦手......という人もいるかもしれない。なぜ冷たい印象を受けることが多いのか? そこには、患者が知らない事情があった。
医者の世界を覗いてみたら......。現役外科医の中山祐次郎さんの著書『医者の本音』(SBクリエイティブ)を、現役外科医でマンガ家のさーたりさんがストーリー仕立てのマンガにした『腐女医さーたりが描く患者が知らない医者の世界』(SBクリエイティブ)が発売されている。
がん検診に引っかかってしまった、33歳のサクラ。友人で看護師のカンナに「早く病院行きなよ」と言われるも、病院ってすごく待たされるし、お医者さんも冷たくて怖いし、行きたくない!
一方的な医者の視点にならないように、あえて患者とその家族を主人公にしたという本作。サクラは、カンナや医者の神崎の話を通じて、医者の本音を知っていく。さらに、そうこうしているうちに父の体調も悪化して......。患者と医者がわかり合える日は来るのか?
・医者って忙しすぎる!「昼ごはんも食べないで外来...とかザラだもん」
・医者の複雑な心中。悪いことを「伝える」のは難しい
・患者は何ができる? おすすめの医者のかかり方
患者から見えないところで、医者はいったいどんな毎日を送っているのだろうか。本書を読んだら、怖いと思っていたあのセンセイの印象が変わるかもしれない。
ちょっと怖いし何考えているかわからないし、病院にかかることも、医者と話すこともハードルが高いと感じられる方は多いと思います。
この本がそのハードルを少し下げて、自分の体や家族の健康に目を向けてもらえるきっかけになれば嬉しいですし、未読の方はぜひ、原作の『医者の本音』を読んでいただけたらもっと嬉しいです。
(「マンガ作者まえがき」より)
【目次より】
Chapter 1 患者の本音
・なぜお医者さんは冷たいの?
・かかりたい医者・かかりたくない医者
Chapter 2 医者の本音
・医者が苦手な患者って?
Chapter 3 患者と家族
・家族にできること・病院にできること
・「成功」と言えない医者
Chapter 4 最期の時間
・転移を前に医者が思うこと
・今をどう生きるか
■さーたりさんプロフィール
外科医・漫画家。専門は消化器外科。特に肝臓・胆道・膵臓・移植外科。同期の夫と結婚し出産。現在3児の母として絶賛子育て中。最近はテレビや新聞など様々なメディアでも活躍。アメブロ公式トップブロガー。『腐女医の医者道!』(KADOKAWA)シリーズ刊行中。
■中山祐次郎さんプロフィール
なかやま・ゆうじろう/外科医・作家。鹿児島大学医学部卒。専門は大腸がん。都立駒込病院大腸外科医師として10年勤務。2017年より福島県高野病院院長、総合南東北病院外科医長として勤務。現在、湘南東部総合病院外科勤務。『医者の本音』は15万部を超えるベストセラーとなり、小説家デビュー作『泣くな研修医』(幻冬舎)は累計48万部を超える人気シリーズに。
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