「やる気が出ない」「仕事がしんどい」「集中力がない」。そんな「なんとなく元気がない...」という状態は、科学の力で解消できるという。
明治大学教授・堀田秀吾さんの『誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ』(アスコム)は、ハーバード、NASA、東大など世界の最先端研究で明らかになった「科学の力で元気になる方法」を厳選して紹介している。
■「科学の力で元気になる方法」の例
・変なダンスを踊ると、落ち込んでいても元気が出る
(サンフランシスコ州立大学ペパーとリンの研究)
・背筋をピン! と伸ばして堂々と歩くとストレスホルモンが減少する
(コロンビア大学カーニーらの研究)
・20~30分のマイクロスリープで能力が睡眠前よりも34%向上する
(NASA(米航空宇宙局)ローズカインドらの研究)
・仲間同士の「愛ある注意」で途切れた集中力がよみがえる
(イェール大学ジューらの研究)
・身近な人が喜んでくれそうなことを1週間に5回行うと幸福度が高まる
(カリフォルニア大学リウボミルスキーらの研究)
本書に出てくる、ストレスを減らしてパフォーマンスを上げる「科学的メソッド」は、誰でもどんな環境でも、すぐに実践できるものばかり。読めば読むほど元気になれる本書で、「人生を元気に楽しむヒント」を見つけよう!
■目次
第1章 まず習慣にしてみてほしい 元気のスイッチ5つ
...身体が先で、そのあとに脳は考える
...笑顔の力
...沈んだ気分を一気に上げる方法 など
第2章 パフォーマンスとテンションを高める習慣
...テンションが下がりそうなときは
...ここ一番で結果を出すために
...集中力が切れかけたときには など
第3章 元気を出すために「やってはいけない!」習慣
...やけ酒してはいけない!
...ネガティブ・ループにはまってはいけない!
...過去を引きずってはいけない! など
第4章 心を平静に整えてくれる習慣
...心のゆとりを取り戻す
...疲れているのになんだか眠れない!というときは
...「漠然とした不安」が消えないときは など
第5章 最高のスタートを切るために朝一番に試したい習慣
...アメリカの公立高校が全米で学力1位を取れた方法
...朝一の疲労をやわらげる
...朝からコンディションを完璧に整えたい!というときは
第6章 幸福感を高めてくれる習慣
...情けは人の為ならず、が証明されました
...食事で元気を出すには
...言語を学ぶことのメリット など
本書は、2017年に文響社より刊行された『科学的に元気になる方法集めました』を改題し、加筆・修正したもの。
■堀田秀吾さんプロフィール
ほった・しゅうご/明治大学法学部教授。言語学博士。熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言葉とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。研究者でありながら、学びとエンターテイメントの融合をライフワークにしており、「明治一受けたい授業」にも選出される。また、芸能事務所スカイアイ・プロデュースで顧問を務めるなど、学問と実業の世界をつなぐための活動も続けている。プライベートでは空手、サーフィン、マラソン、近年はヒップホップやロックダンスにも挑戦中と、エネルギッシュな日々を送っている。座右の銘は、「あとでやろうはバカやろう」。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。
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