そばにいてくれるだけで心が和み、話し相手にも、家族の会話の潤滑油にもなってくれるペット。大切な家族の一員だから、けがや病気には細心の注意を払いたい。愛犬や愛猫のちょっとした変化にも気づけるよう、知識があると安心だ。
5月19日、ありそうでなかった柴犬とコーギーの病気の本『柴犬版&コーギー版 家庭犬の医学』(日東書院本社)が2冊同時に発売された。制作したのは、日本犬の専門誌「Shi-Ba (シーバ)」と「コーギースタイル」(辰巳出版)の編集部だ。
本書では、犬種別の骨格や構造、内臓など部位ごとの特性や、知っておきたい病気をイラストや図を用いてわかりやすく解説している。
柴犬はちょっとツンデレでマイペース、コーギーは人懐っこくて陽気な性質があるという。それぞれの特徴を踏まえた上で、いつもと様子が違うとき、どう対処をすればいいのか知っておけば、病気やけがの早期発見にもつながるはずだ。
『柴犬版』によると、愛犬の異常を早期発見するためには、日々のチェックを欠かさないことが大切だという。そして、「おかしいな」と感じたら、「いつから・どんな異常を感じるのか・頻度・その時の天気や気温」などをメモしておく。日ごろから信頼できるかかりつけ医を見つけておくことも必要だ。
犬種によってかかりやすい病気もある。コーギーに多いのは、舌の中の筋肉が萎縮することによって舌がペラペラになる「舌(ぜつ)ペラ病」や、上あごの第4前臼歯の外側部分がはがれるように折れる「第4前臼歯破折」など。本書には、症状や、どんな病気なのか、治療法などが詳しく解説されている。
柴犬とコーギーを知り尽くした編集部だからこそできた犬種特化型医学書『柴犬版&コーギー版 家庭犬の医学』(日東書院本社)。本書を読んで、これからも愛犬とともに毎日を楽しく過ごしたい。
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