誰かの一言がチクッと心に刺さったとき、うまくいかなくて落ち込んでしまったとき、どうしてる?そんなときに救世主となってくれる『精神科医が教える すりへらない心のつくり方』(大和書房)が1月8日に発売された。
何かとストレスを抱えやすい時代を生きている私たち。あなたは、頑張りすぎて心をすり減らしていない? 下記のどれかが思い当たる人は、ぜひ本書を手に取ってみてほしい。悩ましい心を軽くするセルフケアのコツが満載されている。
◎自分のことよりも他人のことを優先してしまう
◎職場にイヤな奴がいて、気の休まるときがない
◎引っ込み思案で、うまく自分の気持ちをいえない
◎つらくても、つらくないふり。大丈夫なふりをしてしまう
◎大切な人とつい、ぶつかってしまう。なぜかケンカになってしまう
心理学の研究によると、私たちの心には1日にものすごい数のネガティブな考えがよぎっているのだという。
著者の保坂さんは「心はとても柔軟性に富んでいて、心の持ち方を変えるのは、そんなに難しいことではない」といい、本書で「ちょっと視点を変えたり、発想のトレーニングをするだけで気持ちがラクになる方法、暮らしの習慣を変えるだけで視界が明るく開けてくるような方法」を紹介してくれる。
心をすり減らさないようにするためには、生活の様々なシーンで、感情をリセットする方法を身につけ、ストレス耐性を強くすることも大切だという。
「べき」「ねば」にこだわらない
「これって、本当に必要なのかな?」と考える
「悪いほうに考えてしまう」口ぐせはやめる
気分が悪くなる人には近づかない
他人の心に土足で踏み入らない
「世間的にどうか」なんて気にしない
「自分が一番」と考えない
「そういうものだ」と割り切って受けとめる
考え方を変えるだけで、心がすーっと軽くなる。自分より他者を優先してしまう優しいあなたにこそ、本書を読んで、自分を大切にし、強くなれる方法を知ってほしい。
目次は下記の通りである。各章ごとに、「うんうん、これって私のことだ!」というトピックが並んでいるので、気になるところから読み進めてもいい。
第1章 ムダに疲れない――「がんばりが足りない」なんて思わなくていい
第2章 ムリして関わらない――「イヤなこと」に、うすうす気づいていませんか?
第3章 いちいち反応しない――そろそろ違うやり方で、生きてみてもいい
第4章 いつまでも引きずらない――悩みごとの雪だるまをつくらないために
第5章 むやみにガマンしない――心のブレーキを、ポンと外してみよう
第6章 あえて孤立しない――「できない」と言うとできなくなる
人生がうまくいくちょっとしたコツや考え方、習慣が満載の本書。大いに力になってくれそう!
■保坂隆(ほさか・たかし)さんプロフィール
保坂サイコオンコロジー・クリニック院長、聖路加国際病院診療教育アドバイザー。1952年、山梨県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学医学部精神神経科入局。東海大学医学部教授、聖路加国際病院リエゾンセンター長・精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を経て、現職。著書に『精神科医が教える50歳からの人生を楽しむ老後術』『精神科医が教える50歳からのお金がなくても平気な老後術』『精神科医が教える60歳からの人生を楽しむ孤独力』などがある。
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