この会社ではワタシが一番! 手柄もモテもワタシのもの!
強欲すぎる残念マウント女子に、試練の時が訪れた――!
KADOKAWAから発売された『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』(著者:白金ゆい)は、自分が社内で誰よりもかわいく、誰よりもモテると思っているマウント女子の転落を描いたオフィス漫画です!
不動産会社で働く桑野真由香は、男女で露骨に対応を変えるぶりっ子女。同僚の女性のことは「陰気くさい」と内心見下す一方、営業の男性陣には媚び媚びの甘い声で「おはようございまぁす」と挨拶し、視線を集めて「ふふ 今日も営業さん達 私のこと見てる」とご満悦。
部長のお気に入りなので、相手が女性なら先輩相手にも上司気取りでマウントを取る。休日に何人かで出かけた時は、「コンタクト合ってないみたいでぇ」と言いながら営業の男性の腕に抱きついていた。やりたい放題の真由香に、周囲の女性陣は辟易しながらも何も言えなかった。
ところがある日、そんな真由香の日常を揺るがす存在が職場に現れた。育休を取っていて、真由香とは面識がなかった先輩・雪平まゆだ。
既婚者子持ち、地味で髪はボサボサ、上司に対する態度もフランクで、真由香とは何もかもが真逆。「えっ 同じまゆ! 嬉しいです」と初対面でも親しげに振る舞うまゆの態度に、真由香は苛立つ。
「仕事ないですか?」と熱心に尋ねてくるまゆに、自分が担当しているインセンティブ高額案件を任せたくない真由香は、「とりあえず今はないので」と適当に返す。しかし、真由香の本心にまゆは気づかない。
「今ヒマなんですか? そういう時期ありますよね」
「...っ そういうわけじゃ...!! 私なんて何件も抱えて大変なんですよー!」
「だったらぜひ手伝わせて下さい!! 桑野さんだけそんなに抱えこんで効率悪くなったら元も子もないし」
「...っ はぁ!?」
カチン。効率悪くなったらだぁ!? 私を誰だと思ってるのよ...とイライラがマックスになった真由香は、まゆの一挙手一投足にムカつき始める。
「子どものお迎えで迷惑をかけることもあるかも」と言われると、「子持ちアピール?」とイラッ。真由香のマウントをまゆが笑って流すと、「笑いやがった...」と逆ギレ。まゆの提案で赤ちゃん用のアメニティが職場に置かれると、「まずは私に聞くのが筋でしょ!!」......。2人の溝はどんどん広がっていく。
真由香はあらゆる場面で、まゆにモテマウントを仕掛ける。たとえば、まゆと男性社員が話しているところに割り込んでいき、男性社員の目線を自分に向かせ、仕事終わりのご飯に誘わせておいて断る。
見たか! ちょっとほめられるくらいの地味子とは違う。私は本気でモテてるんだぞ――と、ドヤ顔でまゆの方を振り返る。すると、なんとまったくの無反応。「ナメてんの?」と、真由香は自分がいかにモテるのかをわざわざ解説し始める。
「佐竹さんはしょっ中誘ってきてしつこいんですよねー 前この支店にいた山根さんも付き合ってってしつこかったしぃ。松本さんにも『オレ独身だったら口説いてる』って言われたなー」
「そうなんですね 桑野さんモテますね 桑野さんは誰かいいと思ってる人いないんですかー?」
カレシいない前提で聞いてきたまゆに、再びイラつく真由香。「今はカレシいらないし別に。でも周りがほっといてくれないのよねぇ...」とさらなるアピールに挑むが、特に効果なし。それもそのはず、既婚者のまゆは、今さら同僚のモテに対して嫉妬も何もないのだ。
だが、このままでは気持ちが収まらない。真由香のマウントはさらにエスカレートし、嫌がらせの域に突入していく――。
モテマウントに命をかける真由香と、モテなどまったくどうでもいいまゆ。価値観が異なる2人の関係はどうなるのか? そして、暴走する真由香に待ち構える結末とは? 真由香とまゆの温度差に思わず笑ってしまう、マウント女子転落コメディ!
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?